NANKER'S BESTと白浜久さんのインタビューが、
音ナビ隊「ふくおか音楽図鑑」に公開されました。
『ふくおか音楽図鑑』
https://www.otonavitai.jp/zukan/ongakubito_vol02.html#main
扇田裕太郎 公式メルマガがスタートしました!
『僕のブルース・ロック道』マガジン
https://note.com/ogidayutaro/m/m9c29759ff104
【ライブ開催について】
大変な状況が続く中、ライブハウスや音楽そのものを思いやってライブを開催する人、ファンや世の中を思いやって中止延期する人、世の中に思いやりが溢れてる。立場や意見は違えど、この大変な状況の中でみんなのたくさんの思いやりがすごく胸に響く。
僕みたいに少人数の中でもさらに少人数なコンサートの開催はそもそも自粛要請の対象外と思っていたけれども、「ここ1〜2週間が瀬戸際」「全国の小中高休校」という発信を受けて、日本という船に乗る乗組員として、開催を見送らせてもらう決断をしてきました。あの2月25日の専門家会議の発表からほぼ1ヶ月、ウィルスを封じ込めるには至らなかったけれども、ピークを抑えることに成功し、しかしその分この状況は長く続くことになるということで、これからはウィルスとうまく付き合って行かなければならない段階に入ったと、先日の専門家会議やもろもろの資料から読み取ることができました。(間違ってたら教えてください)
うまく付き合うとは
①手洗いやうがいにより自分を守ることと、
②人に感染させないように「密室・密集・密接」というリスクの高い行動を取らず、しかしその範囲で経済を回す、バランスを取ること。
現在これまでになかった猛スピードでワクチンが開発されると聞いてます。早ければ1年〜1年半後には安心できる世の中になる。それまでの間は、以下の3つの対策を講じて、声が飛び交うようなライブではなく静かに感じ合うロックサロンとして安全な開催をと思ってます。
1)「たくさんの人が集まる」の対策
会場のキャパシティに応じて定員を減らし人同士の距離に余裕のできる人数設定にする。
2)「人が声をだす」(飛沫を飛ばす)の対策
ステージから最前列までの距離を多く取る。(ボーカルから最前列のお客さんまで2m)
声援は拍手で。コールアンドレスポンスを最小限に抑える。
3)「換気が悪い」の対策
通常は演奏中オフになるエアーコンディショナーをオンにする。常に換気する。
2部制、もしくは3部制にして休憩時間に空気を入れ替える。
この3つが重なるところが危険と聞いてますが、むしろ3つとも気をつければ、現時点の僕らのような15〜30人(最大でも50)規模の少人数開催のリスクは極めて少ない。
常々言われていますように、各自が手洗い、咳くしゃみの際は口を覆う、顔を触らない、周りの人と互いの距離を空ける、体調不良のときは家で休むといったことを実践して、現在の世の中と渡り合っていければさらに大丈夫なのではないかと。
新しいことだらけの世の中ですので、また状況は変わるかもしれませんが、現状なんとか会場の協力を得ながらこういう方向で安心して楽しめる場を作っていければと思ってます。少しでも体調が悪い人には参加を見合わせていただかなければならないという、申し訳ない形での開催となりますが、どうかご協力お願いできればと思います。
僕ら人前で演奏することは、表現というだけでなく、研鑽や気付きの場にもなっていて、また出逢いや再会の場にもなってます。人と人、僕らを繋ぐ大切な何かの間に割り込んできたこのウィルスは、とんでもなくムカつくやつだけれども、今回の出来事から感じ取った何かをこれからの音楽活動に良きものとして還元できるかどうか、それも僕ら次第と思ってます。
気持ちを新たに慎重にがんばりたいと思います。よろしくお願いします!
扇田裕太郎
The Day Sweet
米米CLUB、The Thrill、等で知られる多田暁(Tp.)とのデュオユニット。
トランペットとギターという珍しい編成でネオアコースティック・ジャズ・ロックを演奏。5年以上に渡り定期的にライブを開催。
The Day Sweet
幼少期をニューヨーク、思春期をロンドンで過ごす。 Yutaro Ogida
ロンドン時代、エレキギターの歪んだ音に胸を揺さぶられロックを始める。
悪友ジェイクにサイケデリックパンクシーンに誘われサイケデリックの虜になる。
帰国後はギタリストとしてプロの道へ。
さまざまなバンドに参加、いろいろなミュージシャンとセッションを重ねる。
2015年遊びで始めた《扇田裕太郎 1人ピンクフロイド》が関係者の目に留まり、
20周年を迎える《FUJI ROCK FESTIVAL ’16》に出演。
震災以降、ソロ活動についてあらためて考えるようになり、ソロアルバムの制作に着手。
2016年8月、1st Mini Album『I AM』リリース。
現在ソロとは別に、多田暁(Tp.)との《The Day Sweet》、
木暮”shake”武彦らとのピンクフロイドトリビュートバンド《原始神母》
等でも活動中である。
Japanese singer-songwriter and guitarist, Yutaro Ogida was born in 1970 in Tokyo.
He spent his early childhood in New York and attended high school in London where he started playing guitar.
After going back to Japan in the 1990’s, he joined Wouassi Vincent’s Afrorock band, The Roots Band.
He has also played many sessions for artists such as Tommy & the Bonjaskys, (Kishidan), O’hashi Takashi, (Seikimatsu), and Shake, (Red Warriors).
Yutaro is a co-founder of Genshishinbo, the well-known Pink Floyd tribute project in Japan.
He has played at many events, the highlights being the largest rock festival in Japan, Fuji Rock Festival, in 2016 and 2017, and Progressive Rock Fes. in 2017, where he supported Camel and Steve Hackett, (Genesis).
Yutaro started his singer-songwriter career after the Great Eastern Japan Earthquake in 2011.
In 2016 he released his first solo record “I AM” and tours around Japan playing live.
He produced Reika Tomita’s first album, “Yumenokakera” in 2017, and formed Reika Tomita and the Rolling Gypsies. The band performed at the Fuji Rock Festival in 2017, and will be visiting Taiwan for their first overseas concert.
contactyutaro@yahoo.co.jp